2003年11月07日(金) 21時52分

食肉販売店を抜き打ち調査　消費期限書き換えなど１１店舗に改善指導−−県　／佐賀（毎日新聞）

　県食品安全室は、食肉販売の表示適正化のため１０月２３日に実施した販売店抜き打ち調査の結果を発表。再包装のときに消費期限を書き換えていたなどとして２０店舗のうち延べ１１店舗に改善指導をした。
　食肉の専門家が同行し年３回のペースで実施。今回は佐賀市、鳥栖市、伊万里市などのスーパーが対象となった。
　不審点を店の伝票で確認した結果、売れ残った肉をパック詰めし直す際に消費期限を先延ばししたり、地鶏でない肉に偽って表示をしていた店があった。また最上の５等級の肉にしか使えない「佐賀牛」の表現を４等級の県産牛肉パックに表示していたケースも。
　さらに８店舗で一部に肉の名称や原産地の表示がない商品が見られ、それぞれに改善を指導した。
　同室は「問題となる表示はあったが、全体としては各店舗とも従来よりよくなっている」と説明している。【古川修司】（毎日新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031107-00000007-mai-l41