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2003年11月06日(木) 21時35分

ミスタードーナツ:「肉まん」販売を再開へ毎日新聞


 ドーナツの全国チェーン「ミスタードーナツ」を運営する清掃レンタル用品大手のダスキン(本社・大阪府吹田市)は6日、無認可添加物の混入で販売を中止していた「大肉まん」を、12月10日から約1年半ぶりに「ミスター肉まん」として発売する、と発表した。

 ミスター肉まんは、使用する豚肉の輸入先をこれまでの中国からメキシコに変え、国内の食品メーカーに加工を委託。タマネギ、ネギなどの食材も国産を使用する。11月7日から北海道、九州地方で先行販売。1個150円で、国内の1130店では、販売停止前と同量の月間300万個の販売を目指す。

 大肉まんには、食品衛生法で認められていない酸化防止剤TBHQが混入していたとして、大阪府が02年5月、安全管理体制が整うまで販売を禁止する行政処分を下した。また、食品衛生法違反の罪では、ダスキンと同社元専務ら2人が罰金の略式命令を受けた。

 これを受け、ダスキンは同年7月、社長直轄ポストとして、販売の承認権限を持つ食品安全管理責任者を設置。また、食品の安全指導やデータ管理などを行う品質保証部を独立させるなど、安全管理体制を強化した。伊藤英幸社長は、肉まん再発売の理由について「お客の要望が多く、社内で食品の安全管理意識も浸透した」と述べた。【宮崎泰宏】

[毎日新聞11月6日] ( 2003-11-06-21:35 )


http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20031107k0000m040027001c.html