2003年11月05日(水) 00時00分

監視カメラがきょうから稼働 草加違法駐車対策など１３台 （東京新聞）

　草加市は五日、東武伊勢崎線草加駅西口周辺に設置した違法駐車監視カメラ八台と、同市柿木町など市内五カ所に設置した不法投棄監視カメラ五台を稼働させる。市は四日、同駅西口で、草加署や駅西口商店会など関係者約五十人と「迷惑駐車防止キャンペーン」を実施した。

　違法駐車対策用のカメラは草加市役所と同署でモニター監視されるが、自治体が独自にカメラを設置し、警察と共同で対処するケースは全国初という。不法投棄対策用のカメラは、市環境業務センターで運用される。

　草加市は、国の特区構想で、市役所職員による違法駐車車両の取り締まりを申請するなど、対策に力を入れてきた。同市内の不法投棄は、二〇〇〇年度三百六件、〇一年度四百四十五件、〇二年度五百一件と増加しており、特に投棄が目立つ谷塚上町、柿木町、松原、新栄町内の五カ所にカメラを設置することとなった。　（越守　丈太郎）

http://www.tokyo-np.co.jp/00/stm/20031105/lcl_____stm_____001.shtml