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バブル期並みの取引が続く株式市場でインターネット経由の個人投資家による取引が急増している。０３年度上半期（４〜９月）のネット経由の株式売買代金は３１兆９７９３億円に上り、この半年で２．２倍に膨れあがった。口座数も、この４年間で１４．３倍に急増した。
日本証券業協会のまとめでは、現金取引と少ない手元資金でも大口の取引ができる信用取引を合わせたネット経由の売買代金は全取引の１７．６％にまで上昇。前期より４．９ポイント伸びた。ネットによる国内投資信託の募集取扱高も前期比３．５倍の１兆１６１８億円に達した。口座数も９月末時点で４２４万を数え、４００万の大台を突破した。
個人投資家は証券会社の営業担当者を相手にした対面取引が中心だったが、割安な手数料、ネット専業の証券会社による信用取引の導入で、パソコンを駆使した株取引が広がっている。
(11/01 18:56)