2003年10月31日(金) 06時04分

信者殺害で無罪主張へ＝午後、松本被告に陳述機会−教祖公判結審へ・東京地裁（時事通信）

　１３事件の殺人罪などに問われ、死刑を求刑されたオウム真理教元代表松本智津夫（麻原彰晃）被告（４８）の２日目の弁護側最終弁論が３１日午前、東京地裁（小川正持裁判長）であり、弁護団は信者冨田俊男さん殺害事件の無罪主張を始める。
　公判は第２５６回で、午後に地下鉄サリン事件に入り弁論を終了。松本被告に意見陳述の機会を与えた上で、教祖の公判は７年半で結審し、オウム公判の一審審理もすべて終結する。検察側は論告で「最も凶悪な犯罪者。死者は２７人で極刑以外あり得ない」と指弾している。　（時事通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031031-00000180-jij-soci