2003年10月31日(金) 18時47分

ファミマの顧客情報流出か　化粧品販売サイトでも被害（共同通信）

　コンビニ大手のファミリーマートは３１日、インターネットショッピングの会員組織「ファミマ・クラブ」の個人情報が外部に流出したのではないかとの問い合わせが同社に２５４１件あったと発表。化粧品製造・販売のハーバー研究所（東京）も同日、同社ホームページへの不正アクセスにより顧客情報の一部、計４３３７件がネット経由で社外に流出した、と公表した。
　両社はそれぞれ警視庁などに被害届を出し、顧客にメールやウェブサイトなどで通知した。
　ファミリーマートは「流出の可能性は否定できない」とし、調査結果を１１月中旬までに公表する方針。同社によると、会員からの問い合わせは８月下旬に始まり、大半は「自宅に債権回収業者を名乗る不審な督促状やメールが届いている。個人情報が漏れたのではないか」との内容。金を支払った人も４人いるという。ファミマ・クラブは会員数約１３８万人。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031031-00000126-kyodo-soci