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2003年10月31日(金) 00時00分

携帯電話、中学生52%所有 鈴鹿で調査朝日新聞・

 鈴鹿市の教育委員会、小中学校長会、PTA連合会が小学5年から中学3年までの児童生徒と保護者全員に携帯電話についてアンケートを実施、結果を30日までにまとめた。中学生は52%が携帯電話を所有、中学3年の女子の77%が出会い系サイトを知っている、などの実態が分かった。携帯電話についてこうした全体調査は全国的にも珍しい。

 保有率は小5が12%。学年が上がるにつれ増え、中3は67%。中1になると急増。塾、習い事、部活動などで帰宅が遅れるためらしい。どの学年も女子の方が高い。

 携帯電話を持つようになった理由は「友達と電話・メールのため」が37%、「家族と」が35%だった。一方、子供に持たせる理由を保護者に尋ねたところ、「すぐ連絡が取れる」が48%と最も多く、「安全のため」が27%。「子供にせがまれて」が13%あった。

 一カ月の利用料金は、小学生は3千円未満が57%と多く、中学生は3千〜5千円が42%と一番多かった。2万円を超える中学生が31人いた。

 出会い系サイトについて、学年が上がるにつれ「知っている」が増え、中3男子では65%、女子は77%が知っていた。

 調査は9月に実施。対象人員は保護者と合わせ1万8698人に及び、85%の1万5861人から回答があった。

 同市内の小中学校では「原則として携帯電話の校内持ち込み禁止」を申し合わせている。山尾教雄・同市小中学校長会長(桜島小校長)は「ダメというだけでは解決しない。保護者と協力しながら、マナー、ルールの指導が必要になってきている」としている。(10/31)

http://mytown.asahi.com/mie/news02.asp?kiji=5184