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オウム真理教元代表・松本智津夫（麻原彰晃）被告（４８）の弁護側は３０日から２日間にわたって、東京地裁（小川正持裁判長）で最終弁論を行う。初公判から７年半。松本被告が意見陳述に応じず、予定通り３１日に結審すれば、来年２月２７日に判決が言い渡される。
検察側は４月に死刑を求刑した。弁護側は「弟子たちが教義を誤解し、救済のためには人命を奪うこともできると思い込んで一連の事件に走った」と反論し、起訴された１３事件すべてで無罪を主張。最終弁論は７００枚を超える見通しで、３１日午後まで読み上げが続く。
最終弁論後に、松本被告の最終意見陳述の機会があるが、今春の被告人質問でも何も語らなかったうえ、最近も弁護団の接見に応じておらず、沈黙するとの見方が強い。
(10/29 19:15)