2003年10月29日(水) 08時29分

［セキュリティ］コンピュータウイルス新種速報＜10月28日発表＞（ＢＣＮ）

【シマンテック】

◆「IRC.Trojan.Fgt」（危険度＝1、米国時間10月26日発見）・・・Webを介して配布され、ファイアウォールやセキュリティ対策ソフトウェアを無効にするトロイの木馬。システムの実行に不可欠なファイルを削除したり、Internet Explorerのホームページをポルノサイトに変更したりする。被害状況：低、ダメージ：高、感染力：低。
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◆「W32.Randex.R」（危険度＝1、米国時間10月24日発見）・・・ネットワーク共有ドライブを介し、Service.exeというファイル名で感染拡大を試みるネットワーク認識型のワーム。特定のIRCサーバー上のIRCチャネルに接続し、自分自身の作成者からコマンドを受信する。コマンドには、上述の感染拡大活動の引き金となるものも含まれる。被害状況：低、ダメージ：中、感染力：中。
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◆「W32.HLLW.Reckus」（危険度＝1、米国時間10月24日発見）・・・KaZaA、Morpheus、WinMXなどのピアツーピア・ファイル共有ネットワークを介して拡散するワーム。また、Notepad.exeおよびRegedit.exeを自分自身のコピーで上書きしたり、ウイルス対策プログラムやファイアウォールプログラムのプロセスを終了させたりする。被害状況：低、ダメージ：中、感染力：中。
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◆「W32.HLLW.Gaobot.BE」（危険度＝1、米国時間10月24日発見）・・・W32.HLLW.Gaobot.AOのマイナーな亜種。安易なパスワードが設定されているネットワーク共有を介して感染を広げたり、攻撃者がIRCチャネルを介して感染先のコンピュータにアクセスできるようにしたりする。被害状況：低、ダメージ：中、感染力：中。
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◆「W32.Jermy.A」（危険度＝1、米国時間10月24日発見）・・・Visual Basicで書かれた単純なワーム。Microsoft Outlookのアドレス帳に登録されている全メールアドレスに自分自身を送信しようとする。また、事前に指定されているIRCサーバーに接続し、ワームの作成者からの指示を待機しようとする。被害状況：低、ダメージ：低、感染力：低。
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【日本ネットワークアソシエイツ】

◆「MouseLog-Ladora」（危険度＝企業ユーザー：低、個人ユーザー：低、米国時間10月28日発表）・・・種別：トロイの木馬。主な発病は、画像やボタンのクリックで入力されるパスワード情報を詐取。対応定義ファイル：4299、対応エンジン：4.1.60以降。
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[BCN]（ＢＣＮ）

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