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2003年10月28日(火) 00時00分

「電信為替」の請求書にはまず、心当たりを考えて架空請求の悪用ケース目立つZAKZAK

 アダルトサイトや出会い系サイトの架空の利用料金請求書を送付し送金させる悪質業者が、送金方法に従来の「銀行振り込み」の代わりに、日本郵政公社の「電信為替」を利用するケースが増えていることが27日、警視庁生活安全総務課の調べで分かった。

 警視庁は電信為替を利用しているとみられる約10業者をリストアップして日本郵政公社に通知。公社は請求を受け送金しようとする客に対し、注意喚起するなど被害防止策で協力している。

 同課によると、電信為替による手口は9月から目立ち始め、数十件の相談が寄せられた。利用料の送金方法を電信為替とし、送金先を架空会社の私書箱に指定。私書箱の所在地はすべて東京と大阪で、この約10業者が関与しているとみられる。

 今年9月までに、警視庁生活安全相談センターに寄せられたアダルトサイトの利用請求に関する相談は約5600件で、昨年1年間の約2700件を上回っている。

 警視庁は3月以降、金融機関と協力し、架空請求に利用された約400の口座を凍結し、被害の拡大防止に努めていた。今後もホームページなどで架空請求への対応をアドバイスする。

ZAKZAK 2003/10/28

http://www.zakzak.co.jp/society/top/t-2003_10/1t2003102811.html