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大手ディスカウント店「ドン・キホーテ」（本社・東京）は２５日、薬事法に抵触する恐れがあるとされた深夜早朝の医薬品のカタログ販売を月内にも中止すると発表した。
同社は薬事法で認められた「カタログ通信販売」を拡大解釈し、１０月１日から、都内の１２店舗で、カタログ掲載の胃腸薬、殺菌消毒薬、軟膏（なんこう）などを並べ、薬剤師がいない時間帯でも販売している。「カタログ通信販売」は、薬剤師の管理下で発送することを前提にしており、坂口厚生労働相は「事実を調査し、厳正な態度で臨む」としていた。
同社の稲村角雄・経営支援本部長は「販売方法には自信があるが、厚労省がテレビ電話による販売を認める方向で検討しているため、カタログ販売を継続する必要がなくなった」と話している。
(10/26 00:35)