2003年10月25日(土) 00時00分

不審電話相次ぐ　厚木市内 保健所職員名乗る （東京新聞）

　保健所や保健課職員を名乗る不審電話への苦情が七月以降、厚木市内で相次いでいることから、県厚木保健福祉事務所（厚木市）が注意を呼び掛けている。電話は平日の午前中、男性の声で、がん検診のアンケート、乳がんや子宮がん検診を勧め、身体的な特徴を言葉巧みに聞き出すもの。「サエグサ」と名乗ることもある。

　厚木市では十月、四件、座間市では七月以降、三十五件の苦情が寄せられている。同事務所は六月にも同様の注意を呼び掛けているが、最近また増えてきたという。

　同事務所の松岡正実企画調整室長（５８）は「保健所が電話でがん検診などについて問い合わせることは絶対にない。不審電話があったら、近くの保健所や市町村に連絡してほしい」と話している。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20031025/lcl_____kgw_____003.shtml