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捜索を受けたのは、本社のほか、三菱ふそうトラック・バス（東京都港区、今年１月に三菱自から分社）の川崎製作所（川崎市中原区）と、喜連川研究所（栃木県喜連川町）。
県警の調べによると、脱落したタイヤはホイールと車軸をつなぐ「ハブ」と呼ばれる部品が破損しており、ホイールのボルトは８本とも締められた状態だった。また、この事故以前に三菱自の大型車のタイヤが外れる事故が３０件以上発生していたことが判明。
このため、県警は構造的な欠陥や同社の安全管理上の不備が事故につながった可能性もあるとみて、自動車メーカーに対する異例の家宅捜索に踏み切った。
捜索を受けた川崎製作所は、大型車のハブを加工する工場で、喜連川研究所は部品の耐久性や安全性などを研究している。
ZAKZAK 2003/10/24