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2003年10月24日(金) 18時10分

ピタパでイコカ…関西の鉄道、ICカード共通化へ読売新聞

 改札機にかざすカード1枚で、JRにも私鉄にも——。今秋、関西にお目見えする鉄道のICカードで、ライバルのJRと私鉄各社が“大同団結”し、同じカードで互いの鉄道に乗車できる共通化に乗り出す。

 11月1日にJR西日本が始める「ICOCA(イコカ)」と、来夏から阪急、京阪などが順次導入する「PiTaPa(ピタパ)」。鉄道離れに歯止めをかける狙いだ。ピタパ側は再来年中の共通化を目指すとしている。

 鉄道の利用は、マイカーの普及や少子化、不況で、低迷が続いている。

 特に関西の大手私鉄5社は、こうした傾向に加え、新型車両の投入や高速化を進めたJRに乗客が流れ、昨年度の乗客数は約19億7900万人と、ピーク時の1991年度から22%も落ち込んだ。このため、私鉄などは96年に共通乗車カード「スルッとKANSAI」を導入、JR包囲網を敷いた。

 迎え撃つJRは、97年、私鉄には乗れない「Jスルーカード」を導入し、「スルッと」陣営に対抗したが、鉄道全体のじり貧の流れは止まらず、京阪神では昨年度、ピーク時の95年度に比べ6%減の9億4800万人となった。

 こうした状況から、「鉄道会社同士で競争する時代ではない。連携して鉄道全体の魅力を高めよう」と、ICカードの共通化が浮上した。ピタパが銀行口座引き落としの料金後払い、イコカは先払いという違いはあるが、料金のデータ交換などの仕組みを作ることで共通化できるという。

 JR西日本は、まず東日本のICカードと共通化したうえで、私鉄対応に着手するとしている。ピタパには、大阪市交通局も来年度中の参加を目指している。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031024-00000305-yom-soci