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2003年10月24日(金) 00時00分

ヤミ金事件 山口組総本部を捜索 出資法違反容疑 ヤミ金融事件で家宅捜索に入る警視庁の捜査員ら=24日午前10時47分、神戸市灘区の山口組総本部で(石橋克郎撮影) 東京新聞

 指定暴力団山口組五菱会によるヤミ金融事件で、警視庁と愛知、広島県警などの合同捜査本部は二十四日午前、出資法違反容疑で、ヤミ金融グループの巨額の収益が上納されていたとみられる指定暴力団山口組総本部(神戸市灘区)を家宅捜索した。合同捜査本部は押収資料を分析、資金の流れの全容解明を進める。 

 捜索の容疑は、五菱会の実質ナンバー2で、二十−三十店ずつのヤミ金融店舗グループを統括する総元締の梶山進被告(54)=出資法違反の罪で起訴=ら五人が二〇〇一年十月下旬から昨年七月下旬にかけ計三十回にわたり、東京都内で経営する店舗事務所などで札幌市の主婦(47)から法定利息の三十八倍に相当する利息約八十二万円を受け取った疑い。

 これまでの調べで、梶山被告は「名簿屋」から購入した多重債務者リストを基に、全国の多重債務者にダイレクトメールを送付。傘下のヤミ金融の店舗間同士で次々に融資を持ちかけ、高金利で効率的に利益を上げるシステムを構築していたことが判明した。飛躍的に売り上げを伸ばし、梶山被告は傘下店舗を約一千店舗に増やしていた。

 店舗グループはそれぞれ梶山被告の側近組員が管理し、「TO」「AR」などと呼ばれる二十数グループに組織化され、グループ内で顧客情報を共有していたという。

 捜査本部はこれまでに押収した資料の分析から、各店舗に年間三、四億円の売上金があり、経費などを除いた七割程度が梶山被告を通じて五菱会やさらに山口組総本部に上納され、有力な資金源になっていたとみている。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20031024/eve_____sya_____000.shtml