2003年10月22日(水) 18時05分

同居牛６０頭を殺処分へ　新型ＢＳＥで鹿児島県（共同通信）

　新型の牛海綿状脳症（ＢＳＥ）感染牛が見つかった問題で、鹿児島県は２２日、感染牛が飼育されていた栃木県内の農場で生産され鹿児島県内に導入された牛６０頭を「疑似患畜」として殺処分することを決めた。
　県畜産課によると、国の「ＢＳＥ技術検討会」で、６０頭すべてが感染牛と同居し、同一飼料を与えられていたことが確認されたため。
　６０頭はすべてホルスタイン種の雄の肉用牛。２００１年１２月から０２年４月にかけて市場で購入され、薩摩半島の一農場に導入された。現在の月齢は１８−２３カ月で、栃木県の農場で１３−１５８日間、感染牛と同居していたという。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031022-00000159-kyodo-soci