2003年10月22日(水) 00時00分

表示に偽り　改善指導へ 都、ネット通販の名産１５食品調査 （東京新聞）

　都は二十一日、インターネット通販で売られている全国の名産食品十五種類について、表示内容などを調査した結果、景品表示法などに違反しているものが十種類に上ったと発表した。都では改善指導する。

　調査結果によると、十五種類の商品のうち、内容量を七十グラムと表記しながら実際には六十グラム弱しか入っていないなど、計量法に違反する内容量不足の商品は四種類。

　また、「日本一という高い評価」などと根拠のない表示を付けるなど、景品表示法に違反する商品は七種類に上った。

　このほか、製造者名など表示が義務付けられている項目が欠落しているなど食品衛生法や日本農林規格（ＪＡＳ）法に違反している商品も多くみられた。複数の法に反している商品もある。

　また、商品を販売するホームページについても「商品の詳細な説明がない」「説明と実際の商品が異なる」などの問題もあった。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20031022/lcl_____tko_____004.shtml