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１９日午前８時ごろ、さいたま市大宮区天沼町１丁目、天沼整形外科内科（沢田晶夫理事長）の男性事務員から「盗難にあった」と１１０番通報があった。
大宮署の調べでは、病院の事務室から、特注ソフトが入ったノートパソコン（約３００万円相当）２台と、切手、現金など約７０００円相当が盗まれた。パソコンには病院が診療報酬を計算するために特注したソフトが入っており、患者の名前や住所、生年月日のほか、治療歴や処方された薬など数百人分のデータが入っていたとみられる。ただ、ソフトを開くにはパスワードが必要で、第三者が閲覧できる可能性は低いという。
病院は４階建てマンションの１階部分にあり、１８日に勝手口ドアの施錠を忘れたと事務員が話していることから、同署は勝手口から侵入したものとみて調べている。
(10/20 03:25)