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2003年10月20日(月) 22時46分

チューブ交換の処置誤り患者死亡 千葉・船橋市の病院朝日新聞

 千葉県警捜査1課と船橋署は20日、体外から胃に通した流動食などの通り道「胃ろう」のチューブ交換で、適切な処置を怠って患者を死亡させたなどとして、船橋市立医療センター(清川尚院長)の元脳神経外科医師(46)と同科部長(51)の男性2人を業務上過失致死の疑いで千葉地検に書類送検した。

 調べでは、元医師は昨年2月28日、入院していた同県市川市、派遣社員の女性(当時24)のチューブを交換した際、チューブ(太さ約5ミリ)が胃に達していなかったのに放置。流動食が腹腔(ふくくう)にたまったことによる敗血症を起こさせ、同年3月2日に死亡させた疑い。

 また、同科部長は看護の担当者から「流動食が入らない」などの報告を受けながら、緊急性の判断を誤った疑い。

 同センターによると、女性は01年9月、脳内出血で同病院に入院したが、意識不明の状態が続いた。02年2月に家族の呼びかけに反応するようになったため、胃ろうの手術を受けたという。

 千葉大医学部付属病院第1内科の丸山紀史医師によると、胃ろうは脳に後遺症が残るなどして、食べ物をのみ込めない患者に対し、みぞおち付近から胃にチューブを入れ、流動食を流し込む。

 同センターは女性死亡当日に同署に届け出。この医師は同年3月末で自己都合退職した。

 同センターの清川院長は「事態を重く受け止めている。二度とこのような事故が起こることのないよう院内に設置した医療事故防止対策委員会で検討を行い、改善に努力したい」とするコメントを出した。(10/20 22:10)

http://www.asahi.com/national/update/1020/031.html