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2003年10月20日(月) 11時29分

Eメールマーケティングの強みjapan.internet.com

オンラインとオフラインビジネスで共通する点はなんだろうか。モノやサー ビスの売り買いだ。違うのは、売り買いに関わるメディアではないか。

そんな事は当たり前と思いながら、最近まで気にも留めなかった。

そんな時、8月29日付 Clickz.com の 記事 を見た。タイトルが「オンラインで説得する黄金のルール」(The Golden Rule of Online Persuasion)であった。

オフラインのメディアは、誰でもが使え普及している。インターネットはまだ、誰もが気軽に使えるものではないので、その点、新しいメディアだ。だが、時間が新しいメディアを後押ししている。あと5年もしないうちにテレビの ようなメディアになるだろう。

「オンラインで説得する黄金のルール」の Bryan Eisenberg さんの言葉を借りて話を進めたい。

「The Internet doesn’t change the fact people want to be sold (in the sense of helping them identify what they want, then presenting exactly that.) Buying is fundamentally an emotional decision. To be successful sales must stay in touch with its human-centered roots -- regardless of medium. Time-tested sales and persuasion principles work offline, and they work online, too.」

この引用のポイントは、以下の事を言いたいためだ。

1.売り買いはそれに介在するメディアに依存しない。
2.インターネットはお客が探しているものを見つけやすくしてくれる。
3.購買は、感情的な判断でなされる。
4.時間をかけて検証した販売と説得の原則が、オフラインだけでなくオンラインでも効果がある。
5.儲かるビジネスは Human-centered roots(人間の心情)に根ざしている。

最近の Web は、人間中心の販売方法から効率を求めたテクノロジー中心の方法に移ってきている。Eメールマーケティングの世界もテクノロジーに溺れたメール配信システムや高価な CRM システムに移ってきている。

だが、Eメールマーケティングは、完全に機械化できない要素を持っている。コンテンツとマーケティング戦略は人間にしか出来ない。人間的要素が大きな役割を占めるからだ。

さらに、お客との接点がメールというパーソナルなメッセージで届く。そのメールがお客の購買意欲を注ぐものであればこれほど楽な販売ツールはない。

しかし、これを真に受けて広告メールを乱発信するのは止めていただきたい。世の中はそんな単純なものではない。何をやるにしてもそれなりのプロセスと前提条件がある。

お客の購買意欲を盛り立てるには、お客との信頼関係をメールで確立させなければならない。広告メールではそれが出来ない。Eメールマーケティングは、そのプロセスと前提条件をクリアするためにある。それも人間の心情に根ざした方法でだ。

前述の「オンラインで説得する黄金のルール」の記事には、参考になる内容がまだ書かれている。英文ではあるが、時間をかけて読んでいただきたい。

(執筆:吉田憲人 Eメールマーケティング コンサルタント)

記事提供: Eメールマーケティング・メルマガの相談サイト


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