2003年10月19日(日) 18時00分

債権譲渡装い現金を詐取　店にアルファベット符号（共同通信）

　新潟県警捜査２課は１９日までに、債権譲渡を装い消費者金融の債務者から金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで東京都足立区扇、金融業石井親之容疑者（２５）＝別の詐欺罪で起訴＝ら３人を再逮捕し、埼玉県草加市新里町、韓国籍の無職劉相秀容疑者（２７）ら２人を新たに逮捕した。
　調べでは、石井容疑者らは４、５人ずつで金融業を経営。店名は頻繁に変更される一方で、裏では店舗にそれぞれ決まったアルファベットの符号が付いていた。県警はＡからＱまでの１７店舗を確認済みで、組織的に管理された疑いが強いとみて追及している。
　５人のうち石井容疑者ら３人は３月、愛知県の会社員（３６）に「債権の譲渡を受けたので返済してほしい」とうそを言い、数回にわたり計約５００万円を銀行口座に振り込ませた疑い。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031019-00000096-kyodo-soci