2003年10月16日(木) 05時45分

コンビニの薬販売考えよう　薬害被害者がイベント（共同通信）

　政府の規制緩和策として、近くコンビニなどで医薬品販売が始まることについて、サリドマイドやエイズなどの薬害被害者でつくる全国薬害被害者団体連絡協議会（事務局・京都市）が１８日午後、安全性を考えるイベントを東京都港区の共立薬科大で開く。
　テーマは「それでもコンビニで薬を買いますか？」。かつて市販薬として売られていたサリドマイドで重い障害が残ったり、汚染された血液製剤でＣ型肝炎になったりした被害者ら８団体が実態を報告した後、医薬品販売の規制緩和について討論する。
　被害者たちは「経済効果や利便性のために安全性が置き去りにされようとしている。誰もが被害者になりうると理解してほしい」と訴えている。
　イベントは午後１時から午後５時までで参加費は５００円。問い合わせは財団法人いしずえ。電話０３（５４３７）５４９１。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031016-00000025-kyodo-soci