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2003年10月16日(木) 23時22分

Mozillaはv1.5で有料CD版を用意、Operaはv7.21で操作性向上MYCOM PC WEB

Mozilla Foundationが「Mozilla 1.5」、Opera Softwareが「Opera 7.21」をリリースした。

Mozilla 1.5は、Mozillaの開発/配布/導入を推進するMozilla Foundationが設立されてから初のメジャーアップデートとなる。バグ修正が施され、パフォーマンス、安定性、ウエブ互換が向上したほか、MailNewsとComposer用のスペルチェック機能の追加、タブ機能の強化、IRCクライアントChatZillaの刷新などが行われた。

また、Mozilla 1.5と共に技術プレビュー版の「Mozilla Firebird 0.7」と「Moziila Thunderbird 0.3」も公開された。Firebirdは高速動作のウエブブラウザ、Thunderbirdは単独動作のメールアプリケーションである。どちらもMozillaのコンポーネントをベースとしており、Mozillaに対して軽快な動作を求める声に対応して開発が進められている。

独立した組織となったMozilla Foundationは、Mozilla 1.5からエンドユーザーサービスを開始する。Mozilla 1.5 (Win/Mac/Linux)、Mozilla Firebird (技術プレビュー版:Win/Mac/Linux)、Mozilla Thunderbird (同:Win/Mac/Linux)、Bugzilla (同:Win, Mac,Linux)、Mozillaソースコードが収められたCD-ROMを3.95ドル+送料で販売。さらにMozillaのメジャーリリースをCDで受け取れる1年間のサブスクリプション・サービスを15.95ドルで提供する。

一方、第3のブラウザとして着実に成長しているOperaは、バージョン7.21で、閉じてしまったウエブページを呼び戻す"Undo"機能が追加された。メニューまたはCtrl+Alt+Zで操作する。また、マウスジェスチャーやスクロールなどの操作上のトラブルを解消、ウエブ互換性も向上しているという。さらにOpera 6に搭載されていたキオスク・モードが再び利用できるようになっている。同モードでは、フルスクリーン表示やWindowsバーの無効化など、情報スタンドとして使用するのに最適な設定になる。

Opera 7.21は、Windows、Linux、FreeBSD、Solaris版が用意されており、広告が表示されない有料版は39ドルとなっている。

(Yoichi Yamashita)

画像はこちら
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/10/16/50.html

巻き返しは組織作りから、Mozilla.orgが非営利団体設立
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/07/16/51.html

Mozillaから楽しいテーマなインタフェースのブラウザ「Mozilla Firebird」デビュー
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/05/19/15.html

Mozilla Foundation
http://www.mozillafoundation.org/

Mozilla.org
http://www.mozilla.org/

Store:Mozilla
http://store.mozilla.org/

Opera Software
http://www.opera.com/

(MYCOM PC WEB)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031017-00000094-myc-sci