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2003年10月15日(水) 09時12分

[セキュリティ]コンピュータウイルス新種速報<10月14日発表>BCN

【シマンテック】

◆「W32.HLLP.Gogo」(危険度=1、米国時間10月11日発見)・・・32ビットWindows環境で動作するウイルス。システム上で発見した.exeファイルの先頭に自分自身を付加する。また、現在の日付と時刻によっては、あるメッセージボックスを表示することがある。被害状況:低、ダメージ:中、感染力:低。
詳細と対策

◆「Trojan.Kalshi」(危険度=1、米国時間10月10日発見)・・・匿名のスパムメールを大量送信する目的でスパムメール配信者によって使用されているトロイの木馬。有害活動を隠すためのルートキットであるBackdoor.HackDefenderを含むインストール・パッケージとして届く。被害状況:低、ダメージ:中、感染力:低。
詳細と対策

◆「Backdoor.Sdbot.R」(危険度=1、米国時間10月10日発見)・・・Backdoor.Sdbotの亜種。自分自身の作成者がインターネット・リレー・チャット(IRC)を介して感染先のコンピュータへアクセスできるようにする。被害状況:低、ダメージ:低、感染力:低。
詳細と対策

◆「Backdoor.Mxsender」(危険度=1、米国時間10月10日発見)・・・攻撃者が侵入先のコンピュータに無断でアクセスできるようにするバックドアトロイの木馬。事前に指定されているサーバーのポート8311に接続し、自身の作成者からのコマンドを待機する。被害状況:低、ダメージ:低、感染力:低。
詳細と対策

◆「W32.Inmota.Worm」(危険度=1、米国時間10月10日発見)・・・Microsoft OutlookまたはOutlook Expressの電子メールを列挙し、MAPIを使ってそれらの電子メールに返信するワーム。被害状況:低、ダメージ:低、感染力:低。
詳細と対策

◆「W32.HLLW.Gaobot.AP」(危険度=1、米国時間10月10日発見)・・・W32.HLLW.Gaobot.AOのマイナーな亜種。安易なパスワードが設定されているネットワーク共有を介して感染を広げたり、攻撃者がIRCチャネルを介して感染先のコンピュータにアクセスできるようにしたりする。被害状況:低、ダメージ:低、感染力:低。
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◆「Backdoor.Sincom」(危険度=1、米国時間10月9日発見)・・・自分自身の作成者が感染先のコンピュータに無断でアクセスできるようにするバックドアトロイの木馬。その作成者がTCP接続またはFTPサーバーを介して侵入先のシステムを制御したり、バックドアプログラムを攻撃者のコンピュータに再接続したりすることを可能にする。被害状況:低、ダメージ:中、感染力:低。
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◆「Backdoor.Sinit」(危険度=1、米国時間10月9日発見)・・・ランダムなUDPポートを開くことによって、攻撃者が侵入先のコンピュータに不正にアクセスできるようにするバックドアトロイの木馬。被害状況:低、ダメージ:低、感染力:低。
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◆「Trojan.Cuydoc」(危険度=1、米国時間10月9日発見)・・・スペイン語版のWindowsに感染するトロイの木馬。Aドライブに自分自身をコピーしたり、 C:\Misドキュメントフォルダ内の.docファイルをすべて削除したりする。被害状況:低、ダメージ:低、感染力:低。
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◆「Hacktool.Dase」(危険度=1、米国時間10月9日発見)・・・DCOM RPCの脆弱性を悪用してリモートのコンピュータへのアクセス権限を取得したり、ユーザーアカウントを作成したりしようとするハッキングツール。被害状況:低、ダメージ:低、感染力:低。
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◆「W32.HLLW.Moega.D」(危険度=1、米国時間10月9日発見)・・・ローカルネットワークを介して繁殖しようとするワーム。また、ポート139とポート445を開いたり、秘匿性の高い情報を盗もうとしたりする。被害状況:低、ダメージ:低、感染力:低。
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◆「W32.HLLW.Donk.C」(危険度=1、米国時間10月9日発見)・・・事前に指定されているIRCサーバーに接続し、自分自身の作成者からの命令を受け取るネットワーク認識型のワーム。被害状況:低、ダメージ:低、感染力:低。
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◆「W32.HLLW.Logpole」(危険度=1、米国時間10月8日発見)・・・KaZaAファイル共有ネットワークを介して拡散するワーム。被害状況:低、ダメージ:低、感染力:中。
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【トレンドマイクロ】

◆「BKDR_SDBOT.05.F」(危険度=低、米国時間10月10日発見)・・・サーバー=クライアント型のハッキングツール。サーバープログラムとクライアントプログラムに分かれて動作する。サーバープログラムはトロイの木馬としてマシンのシステムに潜入する。ハッカーはクライアントプログラムを使用してサーバープログラムが潜入したマシンをリモートコントロールできる。他のファイルへの感染活動は行わない。対応パターンファイル:643。
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【日本ネットワークアソシエイツ】

◆「W32/Inmota.worm」(危険度=企業ユーザー:低、個人ユーザー:低、米国時間10月10日発見)・・・主な発病は、感染システムのスピードやパフォーマンスが低下する。bitを偽装した電子メールの添付ファイルで届く。対応定義ファイル:4298、対応エンジン:4.1.60以降。
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◆「W32/Headout」(危険度=企業ユーザー:低、個人ユーザー:低、米国時間10月9日発見)・・・種別:ウイルス。主な発病は、アドレス帳に登録されている宛先にハイパーリンクをスパムメールで送信することで感染。対応定義ファイル:4298、対応エンジン:4.1.60以降。
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◆「W32/Gaobot.worm.ak」(危険度=企業ユーザー:低、個人ユーザー:低、米国時間10月9日発見)・・・種別:ウイルス。主な発病は、予期せぬ送信トラフィックの発生。特定のプロセスを終了させる。これまでに発見された亜種(W32/Gaobot.worm.aaなど)と同様に、MS03-001(RPC Locator) 、MS03-026 (Dcom RPC)の脆弱性を悪用して繁殖する。対応定義ファイル:4298、対応エンジン:4.1.60以降。
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