2003年10月09日(木) 11時44分
産院に2億円賠償命令 帝王切開で植物状態に(共同通信)
千葉県習志野市の産婦人科医院(閉院)で帝王切開による出産後に容体が急変、植物状態になった東京都内の女性(37)の夫らが、医院を経営していた「医療法人社団寛和会」(習志野市)などに損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は9日、ほぼ請求通り約2億2000万円の支払いを命じた。
貝阿弥誠裁判長は「手術後に内出血が疑われたのに、早い段階で救急病院に搬送しなかった」と産院側の過失を認定。「早期に止血処置していれば障害を負わなかった可能性が高い」と因果関係も認めた。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031009-00000080-kyodo-soci