2003年10月09日(木) 12時32分

コシヒカリ以外が混入か　沖縄の米卸売業者（共同通信）

　那覇市の米の卸売業者「琉球食糧」が、鹿児島県産の「コシヒカリ１００％」と明記して販売していた米に、コシヒカリとは別の品種が約３割混入していた疑いがあることが９日、民間のＤＮＡ鑑定結果で分かった。
　内閣府沖縄総合事務局は日本農林規格（ＪＡＳ）法違反の可能性もあるとみて、同社から事情を聴くなど、事実関係の確認に乗り出した。
　鑑定を行った茨城県内の「植物ゲノムセンター」によると、琉球食糧が販売していた米から２５粒を無作為に抽出、ＤＮＡの塩基の配列の違いを調べる鑑定を行ったところ、８粒がコシヒカリとは別の品種だった。約３割が混入している計算になるという。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031009-00000093-kyodo-soci