悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
茨城県の農家が飼育し、食肉処理場で解体された乳牛が牛海綿状脳症（ＢＳＥ、いわゆる狂牛病）に感染している疑いのあることが６日、わかった。厚生労働省は同日中に専門家会議の意見を聴き、ＢＳＥであるかどうかを最終的に診断する。
厚労省などによると、この牛は０１年１０月２５日に生まれ、茨城県内などで飼育されたホルスタインの雄。ＢＳＥと確認されれば、今年１月以来８頭目になる。これまで確認された７頭の出生時期は９５年１２月〜９６年４月だったが、これらとは異なっている。
問題の牛は茨城県内の食肉衛生検査所の全頭検査の１次検査で先月３０日、陽性の疑いが出たため、国立感染症研究所（東京都）で精密な２次検査を行っていた。全頭検査では、検査結果が確定するまで食肉は流通に回らず、感染牛の食肉は焼却処分される。(10/06 11:04)