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2003年10月03日(金) 00時00分

今年のボジョレ・ヌーボーは高め…ユーロ高影響ZAKZAK

 秋の夜長にワイングラスを傾ける季節だが、ユーロ高の影響で欧州産ワインの値上がりが相次いでいる。当たり年として期待が集まる11月解禁のボジョレ・ヌーボーの価格も高めになりそうだ。

 1ユーロは昨年、ほぼ110円−120円だったが、今年に入って130円近辺から140円と高い水準で推移している。

 サントリーは10月1日から、フランス産やイタリア産、スペイン産など八カ国のワイン231品目を、出荷価格に対して約5%値上げ。ユーロ高で調達コストがかさんだためという。

 既にワイン輸入販売のジャーディン・ワインズ・アンド・スピリッツが5月、ユーロ高と増税を理由に値上げに踏み切ったほか、メルシャンも9月1日、約200品目の小売価格を7%値上げした。アサヒビールも「レートを見ながら値上げを検討している」と話す。

 アサヒはボジョレ・ヌーボーの価格を、昨年より約15%高い2280円に設定。メルシャンも130円高い2310円とする予定だ。

 ただ欧州は今年、少雨と猛暑でブドウの糖度が高く、ヌーボーは「当たり年の中の当たり年」(百貨店のワイン担当者)との期待が集まる。サントリーは「前年比16%増の見込み」と強気の予測を立てている。

ZAKZAK 2003/10/03

http://www.zakzak.co.jp/top/t-2003_10/1t2003100311.html