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2003年10月03日(金) 11時54分

<しいたけ>国産表示商品に中国産の疑い 6都県生協が確認へ毎日新聞

 埼玉、東京、千葉など関東6都県の生協で作る「コープネット事業連合」(さいたま市南区、神崎幸雄理事長)の店舗で、国産と表示して販売している3商品のシイタケの中に、中国産の疑いが強い商品が交じっていたことが3日、分かった。同連合は「事実関係を確認次第、回収も考えたい。販売責任はあると思う」としている。

 同連合などによると、虚偽表示の疑いがあるのは「九州大分県産CO—OP無選別乾しいたけ」「大分産どんこ椎茸」「国内産原木栽培徳用どんこ」の3商品。いずれも大分県のメーカーが製造者で、九州大分県産CO—OP無選別乾しいたけは同連合が産地開発や生産過程の検査などにかかわるプライベートブランド(PB)商品だった。

 鳥取市の財団法人「日本キノコセンター」が8月、シイタケ生産者らで構成する団体関係者からの依頼で、各4個体ずつ分析したところ、九州大分県産CO—OP無選別乾しいたけは3個体、大分産どんこ椎茸は1個体、国内産原木栽培徳用どんこはすべてが、中国産の疑いが強いことが分かった。検査は目視や弾力性の確認、成分検査で実施。中国産である確率はいずれも「80〜90%」という。

 PB商品は01年12月から販売を始め、年1回、担当者が現地工場で生産過程などの検査をしていたという。農水省によると、日本農林規格(JAS)法では、製造者に正確な表示責任がある。【堀文彦】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031003-00001048-mai-soci