2003年10月03日(金) 09時03分

［セキュリティ］コンピュータウイルス新種速報＜10月2日発表＞（ＢＣＮ）

【シマンテック】

◆「Trojan.Qhosts」（危険度＝2、米国時間10月1日発見）・・・TCP/IP設定を別のDNSサーバーをポイントするように改変するトロイの木馬。拡散能力を持っていない。被害状況：低、ダメージ：低、感染力：低。
詳細と対策

◆「W32.Logitall.A@mm」（危険度＝2、米国時間10月1日発見）・・・システム上で発見したメールアドレスに自分自身を送信する大量メール送信ワーム。また、感染先コンピュータのユーザー情報を、ワームの作成者が指定したFTPサーバーにアップロードする。被害状況：低、ダメージ：低、感染力：高。
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◆「VBS.Mill.H」（危険度＝1、米国時間10月1日発見）・・・Microsoft Outlookを使ってOutlookのアドレス帳に登録されている連絡先全員に自分自身を送信するVisual Basic Script ワーム。また、KaZaA、Pirch、mIRCを介しても感染を広げようとする。被害状況：低、ダメージ：低、感染力：中。
詳細と対策

◆「JS.Seeker.K」（危険度＝1、米国時間10月1日発見）・・・Windows Scripting Host (WSH)を使用して動作するトロイの木馬。Internet Explorerの一部の設定を改変したり、お気に入りフォルダにショートカットを追加したりする。被害状況：低、ダメージ：低、感染力：低。
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◆「W32.HLLW.Gaobot.AO」（危険度＝1、米国時間9月30日発見）・・・W32.HLLW.Gaobot.AFのマイナーな亜種。安易なパスワードが設定されているネットワーク共有を介して感染を広げたり、攻撃者がIRCを介して感染先のコンピュータにアクセスできるようにしたりする。被害状況：低、ダメージ：中、感染力：中。
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【トレンドマイクロ】

◆「WORM_SMIBAG.A」（危険度＝低、米国時間9月26日発見）・・・ワームに分類される「トロイの木馬型」不正プログラム。実行するとMSNコンタクトリストにある全ての宛先に自身のコピーである“SMB.EXE”を送信し、増殖する活動を行う。感染報告：低、ダメージ度：高、感染力：高。対応パターンファイル：639。
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◆「WORM_LOVGATE.O」（危険度＝低、米国時間9月23日発見）・・・ワームに分類される「トロイの木馬型」不正プログラムで「WORM_LOVGATE.A」の亜種。自身のコピーをメールに添付してメールを送信したり、ネットワークに共有されたフォルダに自身をコピーするワーム活動を行う。また、バックドア機能をもっており、ハッカーがシステムに接続することが可能になる。対応パターンファイル：637。
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【日本ネットワークアソシエイツ】

◆「Keylog-Mico」（危険度＝企業ユーザー：低、個人ユーザー：低、米国時間10月1日発見）・・・種別：トロイの木馬。主な発病は、ターゲットマシンの情報を記録して、リモートサーバーに送信。キーロガーのトロイの木馬で、ターゲットマシンの情報を記録して、リモートサーバーに送信するように作成されている。キーストローク、ウィンドウのタイトル、クリップボードの情報が記録される。対応定義ファイル：4297、対応エンジン：4.2.40以降。
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◆「QHosts-1」（危険度＝企業ユーザー：低、個人ユーザー：低、米国時間9月29日発見）・・・種別：トロイの木馬。主な発病は、ブラウザの使用をハイジャックする。トロイの木馬で、ブラウザの使用をハイジャックするのが目的。ページがリクエストされると、ルートを変更して特定のドメインネームサーバへ送信する。対応定義ファイル：4296、対応エンジン：4.1.60以降。
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[BCN]（ＢＣＮ）

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