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2003年10月02日(木) 00時00分

暴力団バッジ?を出品 ヤフー・オークション    中日新聞

 インターネット上で商品を売買するネットオークションの大手ヤフー・オークションで、「暴力団の代紋」などと称したバッジや携帯電話用ストラップが複数出品されていたことが2日、分かった。バッジが本物かどうかは不明だが、悪用の恐れもあり、ネットオークションの在り方が問題となりそうだ。

 ヤフー側は「オークションのガイドラインに照らしチェックする。ガイドラインに反すると判断した場合には、出品者への警告や削除など、規定にのっとって対応する」としている。

 ヤフー・オークションによると、「正真正銘 本物 住吉会大代紋」と称するバッジは20万円を希望落札価格にして9月27日に出品されており、2日夜時点で1人が2万円で入札。「5万円以上で落札の場合、住吉会大代紋ステッカーをサービスします」と記されている。

 また別の出品者による「携帯ストラップ 山口組」と称するひし形の携帯電話用ストラップは、9月28日に4千円で出品された。2日午後7時現在で16件の入札があり、価格は8250円となっている。

 一方、前の2点と違う出品者による「極東会 本物代紋」と称するバッジの希望落札価格は20万円。1日夜に出品され、8日夜に入札終了予定だったが、2日夕に急きょ出品取り消しとなった。

 ヤフー・オークションでは、これまでにも弁護士バッジが出品され、日弁連がヤフー側に悪用される恐れがあるとして対応を要請したことがあった。


http://www.chunichi.co.jp/00/detail/20031002/fls_____detail__066.shtml