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2003年10月02日(木) 09時25分

MS、パッチを越えたセキュリティ方策披露へZDNet

 Windowsの脆弱性にパッチを当てるやり方が機能しなくなっているとの懸念から、Microsoftは来週、「防衛境界線のセキュリティ強化」に焦点を当てた新しいセキュリティの取り組みを披露する計画だ。

 Microsoftは今後も引き続き、Windowsユーザーがソフトにパッチを適用するやり方を向上させる手段を考案していく方針だが、攻撃を回避できるほど迅速にアップグレードしてくれないユーザーがあまりにも多いという現実に直面している。

 これまでのところ、Microsoftの取り組みは大部分、コードを書いてセキュリティホールが見つかれば修正するというやり方を向上させることに集中していた。同社中小企業向け販売推進の責任者を務めるオーランド・アヤラ氏は10月1日、電話取材に対し「セキュリティに関する戦略はこれまで、パッチの管理が基盤となっていた」と語っている。

 しかし最近のワームとウイルスの攻撃で繰り返し、パッチがリリースされてからかなり時間が経った後でもユーザーの多くが脆弱性を残したままであることが示された。

 アヤラ氏はMicrosoftの新しいアプローチについて詳細な説明は避け、この計画にウイルス対策ソフト市場への進出を深めることが含まれるのかどうかも明らかにしなかった。ただ、この取り組みの一環としてフィアウォール提供企業との関係を深めることになると話している。

 「社内で防衛境界線のセキュリティ強化と呼んでいるものにもっと重点を当てる。これはファイアウォールの世界とのパートナーシップを深めるということだ」とアヤラ氏は話している。(ZDNet)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031002-00000020-zdn-sci