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ボーダフォン（旧Ｊ−フォン）のダリル・グリーン社長は１日、テレビを見ることができる携帯電話を１２月に投入する方針を明らかにした。同社によると、テレビ付き携帯電話は韓国ですでに発売されているが、国内では初めて。同社の契約者数はこのところ伸び悩んでおり、今後、新商品を相次いで投入することで挽回（ばんかい）したい考えだ。
新たに投入するのはＮＥＣ製の第２世代携帯電話で、テレビはアナログ放送対応。連続して何分見られるかは明らかにしていない。ボタンひとつで携帯電話からテレビに切り替わり、電話の受信時には着信音で知らせる。テレビ受信を有料にするか、無料にするかは未定という。
第３世代携帯にテレビ機能をつけることや、地上波デジタル放送が見られる端末の発売も検討しているという。グリーン社長は「テレビを見ながら、ウェブサイトで商品を注文する仕組みも考えていきたい」と話した。
ボーダフォンは同日付で「Ｊ−フォン」から社名変更。新サービスとして、近く、パケット通信割引を導入するほか、新たに三洋電機、シャープ製の第３世代携帯電話の投入も検討している。
(10/01 22:10)