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同課によると、昨年４月、卵や小麦などアレルギー物質５品目の成分表示が義務付けられて以降、表示義務違反で立件されるのは初めて。
調べでは、同社と幹部らは昨年４月から今年１月にかけて、イオンの自社ブランド商品「トップバリュ アスパラベーコン巻」のベーコン部分に、契約では使わないことになっていた卵白成分（アルブミン）を使い製造した上、正しい成分表示をしないままイオンに納入した疑い。
プリマハムは製造を静岡県内の下請け業者に委託していた。実際にこの製品を食べて、アレルギー症状を訴えた人は確認されていないという。
イオンは今年３月、同法違反容疑でプリマハムを告発し、警視庁は６月にプリマハム本社などを家宅捜索し、幹部らの事情聴取を進めてきた。