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2003年09月29日(月) 23時21分

ぴあ、NTT Comと共同で電子チケットサービス開始へMYCOM PC WEB

ぴあとNTTコミュニケーションズ(以下:NTT Com)は、ICカードや携帯電話を活用した電子チケットシステムを共同開発、10月22日からサービスの提供を開始する、と発表した。このサービスでは、パソコンで電子チケットを購入、ICカードにダウンロードして、イベントなどの会場ではICカードにより入場できる。

今回のサービスに用いるICカードは、NTT Comがすでにサービス提供を開始している認証・決済プラットフォーム「セーフティパス」用カードに、電子チケット機能を搭載したものだ。このICカードは、国際標準(ISO14443 タイプB)に準拠した接触・非接触インタフェースを1チップで構成したコンビネーション型だ。

このカードは、接触/非接触双方のインタフェースを備えており、ユーザー側は、自宅からインターネットを介して電子チケットの申込、電子チケットのダウンロード決済が可能になり、電子チケットがダウンロードされたICカードを用いて、イベント会場の専用ゲーティング端末から入場することができる。 NTT Comでは、9月29日から電子チケット機能付きセーフティパスの受付を開始するが、既存のセーフティパスサービスユーザーも、電子チケット機能付きセーフティパス対応のICカードへの切り替えが可能になる。

このサービスでの決済には、クレジットカードのほか、NTT Comが展開している電子マネー「ちょコム」も利用できる。同社では、クレジットカードをもっていない若年層などには、「ちょコム」の利便性が高くなる、とみている。電子マネー「ちょコム」はプリペイド方式で、ネット上でのクレジットカード決済、インターネット銀行決済、現金による郵便振替により「入金」ができるが、今年12月からは、ファミリーマート店内のマルチメディア端末を利用した現金でのチャージもできるようになる予定だ。

また、先着順ではなく、抽選販売方式の場合、現状のシステムの場合、当選通知後、24時間以内にチケット代金を入金しなければならいことが一般的だが、「ちょコム」では新たに自動引き落とし方式を採用、当選と同時にチケット代金の自動支払いができるという。

両者はこのサービス実現に向け、1999年〜2001年に、国内24銀行と共同でICカードの電子マネー「スーパーキャッシュ」における電子チケット商用実験を実施しているほか、昨年には、ジュビロ磐田スタジアムにおける実証実験をしている。また今回の事業は、両社の合弁企業である、ぴあデジタルライフライン(略称:PDL)がチケットサービスのプラットフォームを提供する。

画像はこちら
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/09/29/16.html

ぴあ、iアプリと赤外線通信を利用した電子チケットのプレサービスを開始
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/05/14/23.html

ぴあ
http://www.pia.co.jp/

NTTコミュニケーションズ
http://www.ntt.com/index-j.html

(MYCOM PC WEB)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030930-00000096-myc-sci