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2003年09月29日(月) 01時41分

<JR中央線>三鷹—立川間で8時間近く不通 約18万人に影響毎日新聞

 JR中央線の東京・三鷹—国分寺駅間(約6キロ)上り線で27日夕から行われた線路切り替え工事で、28日未明に信号装置の故障などのトラブルが発生し、復旧作業が長引いたため、運転再開予定時刻の28日午前6時ごろから8時間近くにわたり、三鷹—立川駅間の上下線で不通になった。234本が運休し、約18万人が影響を受けた。首都圏での運休時間や影響人員は過去最大規模という。工事で何らかの作業ミスがあったとみられる。

 JR東日本によると、中央線は三鷹—立川駅間約13キロのうち約9キロを2010年度末までに高架化する事業を進めている。工事はこの事業に伴って行われ、27日午後4時から28日午前6時ごろまでの予定だった。

 ところが、28日午前3時25分、武蔵小金井駅(東京都小金井市)近くで、列車を別の線路に切り替えるために新設したポイント五つが、切り替わったことを示す信号装置が表示されなかった。午前8時40分には、以前に設置していた別のポイント一つが配線ミスで動かないことも判明した。復旧作業を進めた結果、上りは午後1時52分、下りは午後1時12分に運転を再開した。JR東日本は復旧まで東京—三鷹駅、立川—高尾駅間で折り返し運転を行った。

 JR東日本は、ポイントの配線ミスは切り替え工事の際に起きたとみている。新設ポイントのトラブル原因は調査中。同社は28日午後、原洋二・建設工事部長らが記者会見し、謝罪した。復旧に時間がかかった理由について「信号装置の故障原因を突き止めて、復旧させようと思った。また、安全確認のため駅近くの踏切も全部再点検したため」と述べた。【宍戸護】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030929-00000050-mai-soci