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副官とされる人物はイスラエルのシャロン首相の９月前半のインド訪問などに触れており、テープは最近録音されたとみられる。米中枢同時テロから２年となる直前の９月１０日にも副官とされる人物の声が放送された。
テープの声はパキスタンのムシャラフ大統領とアフガニスタンのカルザイ大統領を強く非難。「テロとの戦い」で米国に協力したムシャラフ大統領についてイスラム教徒を「裏切った」と非難し、パキスタン国民に大統領追放に立ち上がるよう呼び掛けた。
さらに「米国が率いる十字軍はテロとの戦いを標ぼうしながら、イスラム教とイスラム教徒を標的にしている」と、米国への抵抗を訴えた。
９月１０日には副官とされる人物とともに、米国が同時テロの最重要容疑者とするアルカーイダの指導者ウサマ・ビンラーディン氏とされる人物の映像と声も放送された。（共同）