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2003年09月29日(月) 09時49分

ホルマリン使用フグを出荷 長崎の鷹島阿翁漁協共同通信

 長崎県鷹島町の鷹島阿翁漁協(板谷国博組合長)は29日、寄生虫駆除にホルマリンを使用した養殖トラフグ約300匹を出荷した。今年4月に県の調査で問題が発覚して以来、初めての出荷。
 出荷をめぐっては、福岡市や山口県下関市の市場の仲卸協同組合が取り扱いを拒否しているほか、消費者団体も激しく反発。加工・調理された後で消費者が通常のフグと見分けるのは困難で、混乱を招きそうだ。
 鷹島阿翁漁協は、県内の使用魚の約7割を超える90万匹を保有。同日午前、業者らが個体を識別するため、胸ビレの一部を切除。ホルマリン使用を明示した履歴書やシールを取引業者に渡し、活魚用のトラックに積載。 長崎県と県漁連などでつくる協議会は8月中旬、出荷前の残留検査や使用履歴書の添付、ヒレ切除を条件に、出荷停止を解除。残留検査ではホルムアルデヒド(ホルマリンの主成分)は検出されなかった。(共同通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030929-00000061-kyodo-soci