2003年09月27日(土) 00時00分

ワクチン誤り 蒸留水を注射（朝日新聞・）

　中津川市は２６日、はしか予防の麻しんワクチンを接種する際、誤って１人の幼児に蒸留水を注射していたことを明らかにした。健康への影響はないが、再接種が必要。幼児は特定できておらず、疑いのある２０人を約２カ月後に検査して調べるという。

　同市健康推進課によると、ミスがあったのは１１日。市健康福祉会館で同市内の８１人の幼児（１歳〜１歳２カ月）が接種を受けた。看護師が２０本ずつまとめて注射器を用意していたが、うち１本で乾燥麻しんワクチンを蒸留水に溶かし忘れたという。

　同市は蒸留水を注射した幼児を特定できないため、幼児２０人の家庭を訪問し、事実経過を説明した。約２カ月後に抗体検査をし、陰性の幼児にワクチンを再接種する。

（9/27）

http://mytown.asahi.com/gifu/news02.asp?kiji=2740