2003年09月26日(金) 00時00分

日本『速くて安い』 ＡＤＳＬ　総務省、欧米５都市と比較 （東京新聞）

　総務省は二十五日、高速インターネットの内外価格差調査（三月時点）を発表した。それによると、欧米先進国を含め、普及しているＡＤＳＬ（非対称デジタル加入者線）では、日本の方が通信速度が速い上、月額料金でも最低一割安いことが分かった。

　調査は、東京と、ニューヨーク、ロンドンなど欧米先進国の五都市の代表的な通信会社の料金を比較した。それによると、東京でＮＴＴ東日本を利用した場合のＡＤＳＬの月額料金は三千五百九十−三千七百二十五円。一方、海外五都市は四千百十−六千六百四十九円で、東京の最も高いサービスでも海外の最安サービスより約一割安かった。

　しかも通信速度は、東京では最大毎秒八、十二メガビット（一メガは百万）が主流な上、二十四メガビットのサービスも始まっている。これに対し、海外五都市では同五百−七百六十八キロビットと一メガビットにも達しておらず、速度を考慮すると東京はさらに割安という結果となった。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20030926/mng_____kei_____005.shtml