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2003年09月25日(木) 11時22分

[セキュリティ]コンピュータウイルス新種速報BCN

【シマンテック】

◆「W32.Dumaru.M@mm」(危険度=2、米国時間9月23日発見)・・・感染先のコンピュータにIRC Trojanを投下する大量メール送信ワーム。独自のSMTPエンジンを使い、特定の種類のファイルから収集したメールアドレスに自分自身を添付した電子メールを送信する。また、NTFSパーティション上の.exeファイルにも感染する。TCP 10000、TCP 1001、TCP 2283のポートで接続を待機する。さらに、キーストロークのログを生成し、そのデータを特定のメールアドレスに送信する。被害状況:低、ダメージ:中、感染力:低。
詳細と対策

◆「Backdoor.Smother」(危険度=1、米国時間9月23日発見)・・・作成者がユーザーのコンピュータを完全に制御できるようにするトロイの木馬。標準ではトロイの木馬にハードコード化された状態で保存されているアドレスに該当するサーバーのポート3264に接続する。被害状況:低、ダメージ:低、感染力:低。
詳細と対策

◆「W32.HLLW.Gaobot.AG」(危険度=1、米国時間9月23日発見)・・・安易なパスワードが設定されているネットワーク共有にIRCチャネルを介して感染を広げようとするW32.HLLW.Gaobot.AEのマイナーな亜種。また、攻撃者がIRCを介して感染先のコンピュータにアクセスできるようにする。被害状況:低、ダメージ:低、感染力:低。
詳細と対策

◆「W32.Israz.B@mm」(危険度=2、米国時間9月23日発見)・・・独自のSMTPエンジンを使ってWindowsとOutlookのアドレス帳に登録されている連絡先全員に自分自身を送りつける大量メール送信ワーム。被害状況:低、ダメージ:低、感染力:低。
詳細と対策

◆「Backdoor.Roxy.B」(危険度=1、米国時間9月22日発見)・・・標準でTCPポート3800/3801/3802で接続を待機するプロキシHTTPサーバー。被害状況:低、ダメージ:低、感染力:低。
詳細と対策

◆「Trojan.Gaslide.Intd」(危険度=1、米国時間9月21日発見)・・・Trojan.Gaslideの亜種で、実行形式ファイルの動作やMicrosoft Internet Explorerのホームページに変更を行おうとするトロイの木馬。被害状況:低、ダメージ:中、感染力:低。
詳細と対策

◆「W97M.Autch」(危険度=1、米国時間9月21日発見)・・・Microsoft Wordの文書とテンプレートに増殖するマクロウイルス。被害状況:低、ダメージ:低、感染力:低。
詳細と対策

◆「Trojan.Abaxo」(危険度=1、米国時間9月20日発見)・・・銀行の口座情報をリモートサーバーに送信することによって、トロイの木馬の作成者がその情報を収集できるようにするトロイの木馬。被害状況:低、ダメージ:低、感染力:低。
詳細と対策

【日本ネットワークアソシエイツ】

◆「W32/Panoil.d@MM」(危険度=企業ユーザー:低、個人ユーザー:低、米国時間9月22日発見)・・・種別:トロイの木馬。主な発病は、大量メール送信。電子メール、Kazzaのファイル共有ネットワーク、およびMIRCを介して繁殖する。対応定義ファイル:4295、対応エンジン:4.1.60以降。
詳細と対策

◆「W32/HLL.cmp.406528」(危険度=企業ユーザー:低、個人ユーザー:低、米国時間9月22日発見)・・・種別:トロイの木馬。主な発病は、ファイル名の最後にブランクを追加して名前を変更。コンパニオン型ウイルスで、感染したファイルが実行されると、オリジナルのファイル名の最後にブランクを追加して名前を変更し、自身をオリジナルのファイル名にコピーする。対応定義ファイル:4295、対応エンジン:4.1.60以降。
詳細と対策

◆「W32/Lehs@MM」(危険度=企業ユーザー:低、個人ユーザー:低、米国時間9月21日発見)・・・種別:ウイルス。主な発病は、大量メール送信。 Outlookのアドレス帳にある宛先に電子メールで自身を送信する。対応定義ファイル:4295、対応エンジン:4.2.40以降。
詳細と対策

◆「W32/Vybab@MM」(危険度=企業ユーザー:低、個人ユーザー:低、米国時間9月21日発見)・・・種別:ウイルス。主な発病は、大量メール送信。Visual Basic Scriptファイルを落とし込んでOutlookのアドレス帳にある宛先に自身を送信する偽装ウイルス。対応定義ファイル:4295、対応エンジン:4.1.60以降。
詳細と対策

◆「W97M/Kolop」(危険度=企業ユーザー:低、個人ユーザー:低、米国時間9月19日発見)・・・種別:ウイルス。主な発病は、メニューバーの「ツール/マクロ」を削除。メニューバーの「ツール/マクロ」を削除し、月の最初の日にはWordのキャプション名をユーザー名に変更する。Office アシスタントを表示することもある。対応定義ファイル:4072、対応エンジン:4.1.60以降。
詳細と対策

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