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コンビニエンスストア大手のファミリーマートは２４日、５月の増税後に続けてきた発泡酒の店頭価格の据え置きを９月で打ち切ることを明らかにした。１０月から増税分（約１０円）を転嫁し、３５０ミリリットル缶１３５円を、原則１４５円に値上げする。「夏場の需要期の集客と販売増の目的は達成したため」（広報部）としている。
発泡酒市場は増税により、ほとんどの小売店が値上げに踏み切り、５月から売り上げの前年割れが続いている。ファミリーマートは据え置きを打ち出したことで、逆に売り上げが前年より２割以上増えた。つまみ類などの「ついで買い」効果で、発泡酒購入者の客単価も上がったという。ただ、増税分の自社負担は大きく、５月からの５カ月で打ち切りを決めた。
(09/25 05:57)