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「産地表示は正しいか」「古米を混ぜていないか」などをチェックする新米の特別調査が、２４日始まった。ＪＡＳ法に違反するコメの不正表示が相次ぐ中、０３年産が不作となると不正表示がさらに増える懸念があると、農水省が１２月中旬まで全国約３０００の小売店を調べる。違反が確認されたら、不正業者の名前を公表する。
千葉県産のコシヒカリなど３銘柄の新米約１．２トンが並んだイトーヨーカ堂木場店（東京都江東区）。東京農政事務所の職員２人が５キロ、１０キロ入りのコメ袋を手に取り、「原料玄米」「精米年月日」など表示欄を確認。さらに消費者に誤解を招く表現をしていないかどうかも調べ、調査用紙にチェックしていた。
新米の一部は購入し、ＤＮＡ分析で銘柄が表示通りか、古米を混ぜていないかなども確認するという。
(09/24 11:18)