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日本高校野球連盟は２２日、プロ入りを希望して退部届を提出した加盟校の野球部員の氏名などを、３０日から同連盟のホームページ（ＨＰ）で公開すると発表した。
ＨＰには、本人の氏名、所属学校名、退部手続きの行われた日付が掲載される。今年度は３９人がすでに退部届を出しており、本人と当該校の同意を得て、公表する。
プロ野球関係者と本人との交渉は、退部届提出後に限られている。提出の有無や時期をＨＰで明確にすることで、ルール違反である事前の接触を防ぐ狙いもある。
プロ側から情報の開示を求められていた日本高野連は、都道府県連盟と対応を協議。個人情報保護の観点から慎重論もあったが、全連盟の合意を得たという。
日本高野連は「退部届の提出は、プロ野球入団を希望する部員に限った手続きで、本人の意思による。公表しても支障はないと判断した」としている。プロ球団に対しては、入団テストを行う場合なども、受験者の退部について事前にＨＰで確認するよう求めている。(09/23 10:12)