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2003年09月22日(月) 09時19分

[セキュリティ]コンピュータウイルス新種速報<9月19日発表>BCN

【シマンテック】

◆「W32.Swen.A@mm」(危険度=3、米国時間9月18日発見)・・・独自のSMTPエンジンを利用して自身を拡散する大量メール送信型のワーム。KaZaAやIRCなどのファイル共有ネットワークを介して拡散を試みる。また、動作中のウイルス対策プログラムやパーソナル・ファイアウォール・プログラムを終了させようとする。被害状況:中、ダメージ:低、感染力:高。
詳細と対策

◆「W32.Yaha.AB@mm」(危険度=1、米国時間9月17日発見)・・・W32.Yaha.T@mmワームの亜種。一部のウイルス対策プログラムやファイアウォールプログラムのプロセスを停止させようとする。独自のSMTPを使って、Microsoft Windowsのアドレス帳、MSN Messengerのメンバリスト、.NET Messengerのメンバリスト、Yahooページャーのメンバリスト、ICQページャのメンバリスト、および拡張子に HTという文字を含むファイル内に含まれている全メールアドレスに自分自身を勝手に送信する。被害状況:低、ダメージ:低、感染力:低。
詳細と対策

◆「W32.Moks」(危険度=1、米国時間9月17日発見)・・・毎月10日になるとCドライブ上の全ファイルおよび全フォルダを削除するウイルス。また、自分自身をA:\WildRose.exeにコピーすることで感染を拡大する。被害状況:低、ダメージ:低、感染力:低。
詳細と対策

◆「W32.HLLW.Gaobot.AF」(危険度=2、米国時間9月16日発見)・・・W32.HLLW.Gaobot.AAおよびW32.HLLW.Gaobot.AEのマイナーな亜種。安易なパスワードが設定されているネットワーク共有を介して感染を広げたり、攻撃者がIRCを介して感染先のコンピュータにアクセスできるようにしたりする。被害状況:低、ダメージ:低、感染力:低。
詳細と対策

【トレンドマイクロ】

◆「WORM_SWEN.A」(危険度=低、米国時間9月18日発見)・・・一般的に「ワーム」に分類されるトロイの木馬型不正プログラム。自身のコピーを電子メールに添付し任意の宛先に送信して頒布するワーム活動を行う。ワームの送信するメールにはInternetExplorerのセキュリティホールを利用したダイレクトアクションを狙ったコードが含まれており、メールをプレビュー/オープンしただけで添付ファイルが実行されてしまう場合がある。また、ニュースグループ、「KaZaa」、「IRC」の3種の方法を利用して自身のコピーを頒布する活動も行う。感染報告:低、ダメージ度:低、感染力:高。対応パターンファイル:635、対応検索エンジン:5.630。
詳細と対策

◆「WORM_YAHA.U」(危険度=低、米国時間9月18日発見)・・・ワームに分類される「トロイの木馬型」不正プログラム。独自のSMTPエンジンを使用し、自身のコピーをメールに添付して増殖する活動を行う。また、メール送信以外にも共有ネットワークフォルダに自身のコピーを作成して増殖する活動を行う。ワーム活動以外には、*.HTML / *.HTM ファイルの上書き、他のウイルス「LOVGATEシリーズ」と「WORM_SOBIG.F」の削除、ウイルス対策製品/ファイアウォールを含むセキュリティプログラムの機能停止、特定のユーティリティソフトの機能停止、キーロガー活動、特定サイトに対するDOS攻撃などを行う。感染報告:低、ダメージ度:高、感染力:高。対応パターンファイル:636。
詳細と対策

◆「WORM_YAHA.X」(危険度=低、米国時間9月17日発見)・・・ワームに分類される「トロイの木馬型」不正プログラム。独自のSMTPエンジンを使用して、ワームのコピーを添付したメールを、任意の場所から取得した宛先とランダムに作成した宛先に送信する。また、共有されたネットワークドライブからも侵入するほか、特定のWebサイトに対してのDOS攻撃、キーロガー活動、ウイルス対策製品などのアプリケーションのプロセス終了を行う。対応パターンファイル:634。
詳細と対策

【日本ネットワークアソシエイツ】

◆「PWS-Runbox」(危険度=企業ユーザー:低、個人ユーザー:低、米国時間9月10日発見)・・・種別:トロイの木馬。主な発病は、パスワード詐取型トロイの木馬。対応定義ファイル:4293、対応エンジン:4.1.60以降。
詳細と対策

◆「W32/Swen@MM」(危険度=企業ユーザー:低、個人ユーザー:中、米国時間9月18日発見)・・・種別:ウイルス。主な発病は、大量メール送信。「Microsoft Security Update」であると称して、以下のような様々な仕掛けを介して繁殖を試みる。感染マシンから解凍されたウイルス自身を受信者に送信する。共有ネットワークを通じてウイルス自身をコピー。KaZaaピアツーピアネットワークを通じてウイルス自身を共有。IRC経由でウイルス自身を送信。対応定義ファイル:4294、対応エンジン:4.1.60以降。
詳細と対策

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[BCN](BCN)

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