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2003年09月22日(月) 19時27分

新手の架空請求が多発 7月頃から 市が注意呼びかけ−−横浜 /神奈川毎日新聞

 ◇「通信教育のデータ抹消のため、金を振り込め」
 過去に通信教育を受けた人をターゲットに、身に覚えのない架空の請求書が送られるケースが、横浜市内で相次いでいる。携帯電話のアダルトサイト使用料や消費者金融返済の架空請求に次ぐ新たな手口として、市消費生活総合センターは、注意を呼びかけている。
 同センターによると、今年7月ごろから、通信教育を受けたことのある市民に「通信教育の学習処理が滞っている」「データの抹消のため」などと称し、銀行に現金を振り込むよう求める請求書が郵送されているという。同センターは、流出した通信教育を受けた人の名簿をもとに、無差別に請求書が送りつけられていると見ている。
 市内の30代の男性には、「データ抹消のために48万円振り込むように。支払わなければ債権回収業者に債権譲渡し、97万円を強制的に回収する。追加徴収にも応じない場合は、告訴する」といった「最後通告文」が送りつけられた。請求者は通信教育会社ではなかった。男性は以前、通信教育を受けたが、講習は終了し支払いも終わっているため、同センターに相談した。
 実際に現金を払い込んだケースは今のところ確認できていないが、同センターは「根拠のない請求には、あわてて問い合わせたり、支払ったりしないこと」と話している。相談・問い合わせは、市消費生活総合センター(045・845・6666)。【広瀬登】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030922-00000001-mai-l14