悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2003年09月21日(日) 08時58分

診療代金、キャッシュカードで支払い 医師会と地銀協朝日新聞

 全国地方銀行協会(64行)と日本医師会(約15万人)は11月から、全国の診療所や病院の診療代金をキャッシュカードで支払いができるサービスを共同で始める。最初は試験運用で約20の診療所や病院でスタート。来年4月から順次拡大して、04年度内に約1万〜1万5000の診療所の利用を見込んでいる。

 患者のキャッシュカードを診療所の端末で読みとり、患者の口座から診療代金を引き落として、診療所などの口座に入金する。急病や急な入院の際、お金をおろしに行けなくても、銀行カードで支払いができる。診療所は、すぐに代金を回収できるほか、現金の取り扱いを減らすことで防犯対策や事務の効率化などにつながる。

 地銀以外にも、「日本デビットカード推進協議会」に加盟する都銀や第2地銀、信用金庫、信用組合ならば、どこの金融機関のカードでも使える。日本医師会所属の開業医は全国に点在するため、地方に多くの店舗網を持つ地銀との協力を選んだ。

 同協議会によると、個別に金融機関と契約してデビットカードを利用できる病院は現在、全国に1000カ所以上あるが、地方の中小の診療所での普及はこれからという。(09/21 08:50)

http://www.asahi.com/business/update/0921/001.html