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2003年09月17日(水) 09時18分

3G携帯、ユーザーはテレビ電話よりも「高速データ通信」に魅力感じるjapan.internet.com

テレビ電話に高速通信、そして海外ローミング機能と携帯電話の機能進化はとどまるところを知らない。現在、主流になりつつある第3世代携帯電話(3G)について認知度や期待する点を、ネット機能が使える携帯電話を所有している15歳以上のインターネットユーザーに聞き、400名の回答を集計した。3Gサービスについて「よく知っている」は1割強、「なんとなく知っている」は3割半ば、「名前は聞いたことがある」はほぼ3割、「知らない」は2割半ばだった。3Gのイメージが強い電話会社は「NTTドコモ」が6割強、「au(KDDI)」がほぼ5割、「J-フォン」が2割強となり、やはり FOMA のイメージが強いようだ。

回答者の性・年齢比は29歳以下、30歳以上の各年代で男女100名ずつになるよう集計した。

◆今後に期待するのは「低価格化」と「テレビ化」
第3世代携帯電話サービスで最も魅力を感じるものを1つだけ聞くと、「高速データ通信」がトップで7割、主な理由は「現在の携帯の通信速度ではメールやインターネットに時間がかかりすぎる」などが多く、次いで「高音質での通話」が3割半ばで「電話である以上、会話を重視したい」との意見が目立った。さらに「テレビ電話」は2割半ばで、「今までにない機能で楽しそう」との声が多かった。

以下「海外でもそのまま利用できる国際ローミング」が2割強、「動画メール送信」が1割半ば、「任意の目的地、現在地等の地図や情報」が1割強で続いた。

今後期待する機能やサービスが「ある」回答者は2割半ばで、具体的には「パケット代、通話料の値下げ」や「テレビの受信機能」など。

◆3Gが買い替えのポイントに「なる」は4割半ば
今後、携帯電話を買い替えるときに、第3世代携帯電話ということは、購入のポイントに「なる」「どちらかといえばなる」とした人は、29歳以下の男性で5割強、女性で4割強、30歳以上の男性で5割、女性で3割半ばとなり、女性よりも男性の関心が高かった。「ならない」は全体で2割半ばだった。

「なる」と答えた人にその理由を聞くと「今後主流になっていくものだと思うから(公務員・25歳、男性)」「海外で携帯が使えないのは不便。動画がパッと出るのは魅力的(無職・61歳、男性)」など。「ならない」理由は「これ以上、いろいろな機能はいらないから(公務員・27歳、女性)」などだった。

◆現在の携帯電話の通話、通信機能の満足度
回答者が所有している携帯電話のメーカーは「NTTドコモ」がほぼ5割、「J-フォン」が2割半ば、「au(KDDI)」が2割強、「ツーカーグループ」が5%。

通話音質に「満足」が「au(KDDI)」は8割強、「J-フォン」は7割強、「NTTドコモ」は7割弱、「ツーカーグループ」は6割強。「不満」が「ツーカーグループ」は2割弱、「NTTドコモ」「J-フォン」は各1割半ば、「au(KDDI)」は6%で、auの優位性が目立つ。

通信速度は、「満足」が「NTTドコモ」(6割弱)「au(KDDI)」(5割半ば)「ツーカーグループ」「J-フォン」(各4割半ば)の順で、「不満」は「J-フォン」(4割弱)「NTTドコモ」「ツーカーグループ」(各2割強)「au(KDDI)」(2割)。ややドコモが優位だが、音質に比べてどのキャリアも「不満」の割合が高く、現状では、全体的な満足度は高いとは言えなさそうだ。(記事提供: 株式会社インフォプラント/C-NEWS

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