2003年09月17日(水) 00時00分

給与未払い容疑　千葉観光を送検 事務職員１３人に （東京新聞）

　銚子労働基準監督署は十六日、社員の賃金計約四千万円を支払わなかったとして、労働基準法違反の疑いで、銚子市大橋町、旅客運送業「千葉観光」と、同社代表取締役の男性（４８）を、地検八日市場支部に書類送検した。

　調べでは、同社は一昨年六月−昨年七月の間に、同社の事務職員ら男女十三人の給料計約四千万円を所定の日に支払わなかった疑い。三人は三カ月分、残りの十人はほぼ一年分の給料が未払いで、未払いの最高額は約七百万円だった。

　同社員からの相談を受け、同労基署が昨年七月に是正勧告をしたが、同社は経営難などを理由に従わなかったという。同社の職員は約百人で、バスやタクシーなどの運転手の給料は、適正に支払われていたという。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20030917/lcl_____cba_____006.shtml