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2003年09月11日(木) 13時22分

ウイルス対策が「面倒」「よく分からない」ユーザーに対する解決策は?japan.internet.com

インターネットコム株式会社 と 株式会社インフォプラント が行ったウイルス対策に関する動向調査によると、自宅の PC に何らかのウイルス対策を「行っていない」ユーザーは、全体の20%、61人もいることが分かった。

この調査は、全国のインターネットユーザー300人を対象に行ったもの。年齢層分布は20代:35%、30代:43%、40代:15%、50代:5%、60代:2%。

しかしながら、2001年10月に 行った 調査では、対策を「行っていない」ユーザーは30%だったので、ウイルスに対するユーザーの意識は着実に改善されている、と見るべきだろう。

今回「行っていない」と答えたユーザーのうち、9人は Macintosh ユーザーで、「ウイルスの影響はないだろう」(事務員/42歳)と思っている。また、ウイルス対策を行わない理由として、ウイルス対策ソフトウェアを買ったり、情報を更新したりするのが「面倒」、「よく分からない」というのをあげているユーザーが少なからずいる。

「何らかのウイルス対策を行っている」と答えたユーザーのうち、「ウイルス対策ソフトウェアを使用している」のは195人、「プロバイダのウイルスチェックサービスに加入している」のは60人で、「Outolook や OutlookExpress 以外のメーラーを使用している」のは31人だった。

ウイルス対策ソフトウェアとして、96人がシマンテック、68人がトレンドマイクロ、15人がネットワークアソシエイツのものを使っている。

「プロバイダのウイルスチェックサービスに加入している」と答えたユーザーでも、プロバイダを選択する際の第一条件がウイルスチェックサービスではなかったユーザーのほうが圧倒的に多かった。これは、ユーザーの加入時には、プロバイダがまだウイルスチェックサービスを行っていなかったからであろう、と思われる。

ウイルス対策ソフトウェアメーカー各社としては、「よく分からない」「面倒」とするユーザーに対して、どういう解決策を提案できるだろうか。あるいは今後、プロバイダによるウイルスチェックサービスが主流になるのだろうか。(
調査協力: 株式会社インフォプラント
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